3/29(日)第2回ドローイングパフォーマンス@茨木市里山センター

日時:3月29日(日)10時~16時

場所:茨木市里山センター(茨木市泉原)

発表形態:非公開/単独制作

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2回目のドローイングパフォーマンスとなった会場は、交渉を進めようとしていたある会場の実施が不可能となり、その代替地として文化振興課側から提案されたものでした。

茨木市里山センターは、廃校となった大阪府立春日丘高校泉原分校を再利用した、市内山間部にある市の公共施設で、新型コロナウイルス感染症の影響により3月末まで休館となっていました。その間に施設入口前の坂道を使ってドローイングパフォーマンスをするという提案を、センターの管理運営を行っている「里山サポートネット・茨木」と、所管課の茨木市農とみどり推進課のご厚意により急遽実現することができました。

永井さんが描いた今回の環境と範囲は、傾斜のある地面に加えて、初めて壁面にも及び、立体的なつくりのドローイングが実現しました。場所の特性に応じてその都度変化させていく展開が、今後の異なる場所でのパフォーマンスでもより一層楽しみになってきました。

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今回の撮影場所は、市内山間部のたいへんのどかな場所でした。

そののどかさに反して、パフォーマンスは自然物(苔)と人工物(壁)両方との激しい戦いでした。

今回描いたカーブと同様に、こののどかな山道も、元々は激しい自然との戦いの結果造形されたものなのだろう・・・

と撮影後に勝手に想像したりしています。(永井)



HUB-IBARAKI ART PROJECT

「HUB-IBARAKI ART PROJECT」は、「継続的なアート事業によるまちづくり」 を目的に、公募で選出した1名の作家と、作品発表と各種イベントを6か月にわたって実施するアートプロジェクトです。 茨木市に暮らす人々が、アート作品・アーティストとの交流を通して、アートの本質的な魅力である「表現の豊かさ/美しさ」「探求心」に触れて、その体験をそれぞれの日常の中へ還元できる機会を創出します。